Warning: exif_imagetype(): Stream does not support seeking in /home/c1785201/public_html/ninshin-katsudou.com/wp-includes/functions.php on line 3338

Warning: exif_imagetype(): Stream does not support seeking in /home/c1785201/public_html/ninshin-katsudou.com/wp-includes/functions.php on line 3338

Warning: exif_imagetype(): Stream does not support seeking in /home/c1785201/public_html/ninshin-katsudou.com/wp-includes/functions.php on line 3338

Warning: exif_imagetype(): Stream does not support seeking in /home/c1785201/public_html/ninshin-katsudou.com/wp-includes/functions.php on line 3338

Warning: exif_imagetype(): Stream does not support seeking in /home/c1785201/public_html/ninshin-katsudou.com/wp-includes/functions.php on line 3338

Warning: exif_imagetype(): Stream does not support seeking in /home/c1785201/public_html/ninshin-katsudou.com/wp-includes/functions.php on line 3338

放置すると不妊の原因になるかも…月経痛がつらい方は早めに婦人科を受診しましょう

妊活コラム

毎月、生理のたびに寝込むほどの痛みに悩まされていませんか。単なる体質のこともありますが、もしかすると病気のサインかもしれません。
月経痛は多くの女性を苦しめるトラブルで、20代で80%以上、30代で70%以上の方が不調を訴えています。

何故月経で痛みが出るのでしょうか。
月経痛は子宮を収縮する作用があるプロスタグランジンという物質が原因です。子宮内膜から分泌されたプロスタグランジンは子宮の筋肉を収縮させ、子宮の中のいらなくなった内膜を押し出すために働きます。
しかしプロスタグランジンは子宮以外の臓器の筋肉(平滑筋)も収縮する作用があります。そのため胃が過剰に動いて胃痛や吐き気を起こす、腸が活発に動いて痛み(腸蠕動痛)や下痢を起こすなど、さまざまなトラブルを起こします。
これは生理現象なので、閉経するまで根治はできません。症状を軽くするためには身体を冷やさない、痛みが出る前に痛み止めの薬を飲むなど対症療法を行います。

しかし中には不妊の原因になる病気が隠れていることがあります。月経痛がつらいときは、できるだけ早めに婦人科を受診することをおすすめします。

正常な月経痛・注意すべき月経痛

月経痛には冒頭で解説した「機能性(原発性)月経困難症」と、子宮トラブルが原因の「器質性(続発性)月経困難症」の2種類があります。
正常な月経痛は機能性月経困難症で、プロスタグランジンが過剰に分泌されることで痛みが強くなることが主な原因です。
機能性月経困難症は若い世代(10~20代)に多く、痛みのピークは1日前後であることが大半です。不摂生をするとさらに痛みが強くなることがあります。
しかし痛みで日常生活に支障が出るなら、早めに婦人科を受診しましょう。鎮痛剤や低用量ホルモン剤などで症状を軽減させることができます。

しかし、中には子宮筋腫、子宮内膜症など不妊の原因になる病気が潜んでいることがあります。
これらが原因の器質性月経困難症は放置すると悪化し、妊娠が難しくなることがあります。
寝込むほどの激痛が数日以上続く、月経期以外にも月経痛のような腹痛がある、月経期以外の出血(不正出血)、腹痛だけでなく腰痛、頻尿、性交痛など様々な症状が表れることがあります。これらの症状があれば、婦人科の受診を強くおすすめします。



放置すると悪化します。月経痛に隠れた病気と不妊リスク

子宮のトラブルが原因の器質性月経困難症を起こす病気は数多いですが、代表的な病気を紹介します。
これらの症状は放置すると悪化する一方です。症状が軽いうちに婦人科を受診し、適切な治療を受けましょう。

子宮内膜症

子宮内膜の組織が何らかの原因で子宮の外に発生する病気です。卵巣の中、卵管、子宮周辺の組織に子宮内膜ができ、月経が来るごとに組織が剥がれます。
出口がない卵巣の中で出血を繰り返し、チョコレート嚢胞という症状を起こすことがあります。チョコレート嚢胞になると排卵を妨げ、不妊の原因になることがあります。
激しい月経痛を起こし、月経期以外にも痛みが続きます。腰痛や排便痛などを起こすこともあります。

子宮筋腫

子宮にできる良性の腫瘍(コブ)です。子宮にできる部位、大きさにより自覚症状が大きく異なります。
特に症状が強く、不妊の原因になりやすいのは粘膜下筋腫で、子宮粘膜にできるコブです。筋腫は受精卵の着床を妨げるため、不妊の原因にもなります。
粘膜下筋腫になると子宮内膜の面積が増えるため、月経出血が異常に多くなります。ナプキンが数時間であふれ出るほどの出血なら、子宮筋腫かもしれません。
貧血や激しい腹痛も引き起こします。

受診が不安?婦人科に行くときのポイント

婦人科は受診したいけれど内診が怖い、と考える方は少なくありません。
婦人科ではどのような検査を行うのでしょうか。

婦人科では主に問診と、内診を行います。症状によっては血液検査を行うこともあります。
内診とは内診台という特殊な椅子に座り、腟鏡(ちつきょう)という器具で開いて患部を診る検査です。経腟プローブという超音波を出す機械を入れ、子宮や卵巣を画像化して患部を調べることができます。
子宮内膜症や子宮筋腫も、内診ですぐ見つけることができます。

内診は初めての女性には抵抗があるかもしれませんが、妊娠すれば必ず定期的に行う検査です。医療行為だと割り切り、内診台に上がったらなるべくリラックスしましょう。
てのひらを上に向けてゆっくり息を吐くと、身体がリラックスできます。手すりを握りしめるとますます緊張するので、できれば止めましょう。
どうしても抵抗がある方は女性医師が対応するクリニックをおすすめします。

問診ではいつごろから症状が出たかなどを尋ねられます。できるだけ正確に答えるために、事前にメモ書きを準備することをおすすめします。メモをそのまま医師に渡しても構いません。
婦人体温表を付けている方は、必ず提出して下さい。思わぬ病気を見つける大事な指標になります。しかし、付けていないなら提出しなくても問題ありません。

多くのクリニックでは予約制なので、事前にWebか電話で予約をしてから来院しましょう。



参考サイト

厚生労働省 働く女性の心とからだの応援サイト 月経について正しく知り、適切な対処をしよう!

日本女性心身医学会 女性の病気について

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

TOP
CLOSE