妊娠できないのは女性のせいだと考えている人が多いようですが、WHO(世界保健機構)が行った調査によると男性のみが原因という割合は24%。夫婦両方に原因があるという割合は24%との調査結果があります。このことから男性側が不妊の原因となるのは48%ということになります。
WHO報告(1996年)
女性の場合は卵子や卵巣、子宮に問題があるケースが多く、加齢による卵子の数や質が低下が影響していることが多いようです。
男性の場合は射精障害や精子の質の低下(あまり動かない)、精巣で精子がつくられないといった原因があります。
当然のことですが、妊娠するためには男性の精子と女性の卵子が受精することが必要です。妊娠・不妊には男性・女性の双方で向き合っていく必要があります。
不妊治療を開始する際にも、はじめからふたりで通院すると原因がわかりやすいです。不妊治療は時間がかかりますが、不妊治療はふたりで行っていくものという意識をお互いが持つことが大切です。
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