
シリンジ法とは?自宅でできる妊活法の仕組みとクリニックでの活用事例
タイミング法や人工授精など、妊活にはさまざまな方法がありますが、ご夫婦の仕事の都合やお身体の状況によって「思うようにタイミングが取れない」と悩む方も少なくありません。
そうした背景から近年注目されているのが「シリンジ法」です。ここでは、シリンジ法の仕組みやメリット、選ぶ際の注意点についてご紹介します。
シリンジ法とは
シリンジ法とは、採取した精子を専用の器具(シリンジ)で吸い上げ、膣内へ注入する妊活方法です。「スポイト法」「膣内注入法」「自己注入AIH」など、医療機関によって呼び方は異なりますが、行っていることは基本的に同じです。
性行為を介さずに精子を膣内に届けるという点で、人工授精(AIH)と似た発想の方法ですが、シリンジ法はご自宅で、ご夫婦だけで行える点が大きな違いです。医療行為である人工授精とは異なり、家庭用として販売されているキットを使って行います。
クリニックでも取り入れられている方法
シリンジ法は、決して民間療法のようなものではなく、国内外の不妊治療の現場で実際に活用されてきた方法です。
海外では、オーストラリア・メルボルンの不妊治療専門病院などで、自宅でのシリンジ法(セルフインセミネーション)が選択肢の一つとして紹介されているケースがあります。国内でも、以下のような理由から、クリニックの判断でシリンジ法(自己注入法)が提案されることがあります。
- 女性側の痛みで、最後まで性行為が難しい場合
- 男性側の勃起障害・射精障害がある場合
- 共働きや出張などで、ご夫婦のタイミングが合わせづらい場合
- 人工授精を予定していたが、排卵日とクリニックの休診日が重なってしまった場合
ただし、クリニックでシリンジ法(自己注入法)が提案される際は、事前の検査で明らかな異常がないことが前提となっています。自己判断で始める前に、気になる症状がある場合は一度婦人科や泌尿器科に相談することをおすすめします。
シリンジ法が向いている人
シリンジ法は、次のような状況にある方の選択肢の一つとして知られています。
- 共働きや出張が多く、ご夫婦のタイミングが合いにくい
- 女性の痛みや男性の勃起・射精障害で、性行為が難しいことがある
- 精神的・身体的な負担をできるだけ減らしながら妊活を続けたい
- 不妊治療の費用負担が大きく、まず自宅でできる方法から試したい
- クリニックでの不妊治療と並行して取り組みたい
一方で、35歳以上の方や、すでに検査で何らかの所見がある方は、排卵日の把握や治療方針の相談も含めて、不妊治療専門のクリニックと連携しながら進めることが望ましいとされています。シリンジ法は万能な解決策ではなく、あくまで妊活における選択肢の一つとして捉えることが大切です。
シリンジ法キットの選び方
シリンジ法を試す際は、以下のポイントを確認して選ぶと安心です。
① 一般医療機器としての届出があるか
医療機器は、人体への影響度に応じてクラス分類されており、届出・認可の有無は品質管理の一つの目安になります。「一般医療機器」として医療機器製造販売届出番号が明記されている商品かどうかを確認しましょう。
② 単回使用(使い切り)であるか
衛生面を考えると、使い回しを前提としない単回使用タイプの方が安心です。使用後は都度廃棄する設計になっているか確認してください。
③ 素材の柔らかさ・使いやすさ
カテーテル(注入部分)がシリコンゴムなど、身体に負担をかけにくい柔らかい素材でできているかも重要なポイントです。
④ 採精容器が付属しているか
採精から注入までを一つの製品で完結できると、準備の手間が少なくなります。
⑤ プライバシーへの配慮
配送時の梱包(商品名の記載方法など)にも配慮がある販売元かどうかは、継続して利用するうえで安心材料になります。
おすすめのシリンジ法キット
上記のポイントを踏まえてご紹介したいのが、「プレメントシリンジ」です。
プレメントシリンジ
一般医療機器としての届出(医療機器製造販売届出番号:13B3X10179000001)がされているシリンジ法キットです。カテーテルには弾力性のあるシリコンゴムを採用しており、シリンジ(注射器)・採精容器がセットになっているため、届いてすぐに使い始められます。単回使用設計で、使用後はその都度廃棄する仕様になっています。
1セット20回分での販売となっており、排卵予定日前後の期間をカバーする使い方を想定した内容量です。配送時は商品名を伏せて発送されるなど、プライバシーへの配慮がされている点も、継続的に利用しやすいポイントです。
※シリンジ法は医薬品的な効果を保証するものではなく、あくまで妊活における方法の一つです。ご使用にあたっては、商品の説明書に従い、気になる症状がある場合は事前に医師にご相談ください。
医療情報は難しくなりがちですが、できるだけ“やさしく・ていねいに”伝えることを大切にしながら、専門家として正確な情報発信に取り組んでいます。医療の知識やデジタル領域の経験を、妊活に向き合う方の不安を少しでも軽くできるような形で届けたいと考えています。
得意領域:Web戦略設計、サイト改善(UI/UX)、SEO対策、アクセス解析、広告運用、コーディング、アプリ開発
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