寒さ対策はビタミンE、カルニチンで乗り切る!羊肉の効果と注意

妊活コラム

少し前まで夏だったのに、すっかり冷え込む季節になりました。
急激な気温変化もようやく落ち着き、本格的に寒さ対策に乗り出す時期です。
身体を冷やさない工夫と併せて、温まる食事を摂取するのも良いでしょう。

ここでは血流改善に効果があるビタミンE、脂肪燃焼してエネルギーを生み出すL―カルニチンについてご紹介します。

冷えは血流改善で解消?ビタミンEを摂取する習慣を

気温が下がると、身体が緊張して血管が縮まります。血管を縮めて、できるだけ体温を温存するためです。
しかし血管が縮まると血流が悪くなり、徐々に冷えが進んでしまいます。

ビタミンEは血管を広げ、血流を改善する効果があります。
さらに、老化(=酸化)を防ぐはたらきがあり、活性酸素から細胞を守るはたらきもあります。
血流を改善すると冷え改善に効果がありますが、利点はそれだけに留まりません。全身に血液が十分にいきわたり、酸素と栄養を運びます。
卵子の細胞は新しく生まれることはなく、生まれた時からの在庫を温存しています。そのため老化をできるだけ遅くする対策が必要です。
ビタミンEの酸化防止作用は卵子の老化を穏やかにする効果も期待できます。
冷え対策+老化防止という、妊活に嬉しい栄養素を定期的に接種していきましょう。

ビタミンEは脂で溶ける性質があり、べにばな油、ひまわり油など植物油やナッツ類などに豊富に含まれます。
特にアーモンドに多く含まれ、1日に手のひらで掴める量(十数粒ほど)を食べると良いとされています。
アーモンドが苦手な方はアーモンドプードル(アーモンドの粉)を料理に混ぜると、違和感なく美味しく食べられます。
アーモンドプードルは焼き菓子に入れると風味が良くなりますが、お好み焼きなど粉もの、ポタージュスープやカレーなど、とろみのある汁物に使うのもおすすめです。
ビタミンEは加熱しても壊れにくい栄養素なので、調理しても問題ありません。
プロテインを飲む方なら、プロテインに混ぜると簡単に摂取できます。



L-カルニチンが豊富な羊肉もおすすめ

本格的に冷えが進む時期は、積極的に熱エネルギーを生成させる栄養素もおすすめです。
羊肉などの含まれるL-カルニチンは脂肪から熱エネルギー(ATP)を生成するはたらきがあり、脂肪酸を細胞のミトコンドリアに運び、熱を生み出す手伝いをします。

細胞のエネルギーを生み出すのはミトコンドリアです。ミトコンドリアが盛んに活動すればエネルギーを多く生み出し、細胞分裂を行い、身体が動きやすくなります。
エネルギーの材料になるのは糖質や脂質ですが、脂肪酸は、そのままではミトコンドリアに入ることができません。
L-カルニチンと結合することで、はじめてミトコンドリアに入り、エネルギーの原料になります。

羊肉には豊富にL-カルニチンが含まれています。体温を作り、脂肪を燃焼させる効果があります。
ダイエットの味方として重宝される栄養素ですが、その効果はダイエットに限りません。体温の元になる、冬に欠かせない栄養素です。
余計な脂肪を燃焼させるので、脂肪がつきにくくなり、肥満を防ぐ効果も期待できます。ただし過食をすると台無しなので、食べる量は程々に控えましょう

以前はなかなか見かけない羊肉ですが、最近は大型スーパーなどでラム肉を見かけることが増えました。某イタリア料理チェーン店ではクミンなどで味付けした羊肉の串が話題になりました。
独特のにおいと風味があるので、クミンやローズマリーなど、香辛料と併せることをおすすめします。

羊肉は融点が高いので、過食は禁物

羊肉はモンゴルなど寒冷地で広く食べられている食材です。
中国では羊は温かい毛におおわれているから身体を温める、という考えがあり、冬になると火鍋などにして頂く習慣があります。熱を生み出しすぎるため、夏には羊肉を避けるそうです。
日本では一年中売っていますが、寒い時期以外は過食しないほうが良いかもしれません。

羊肉でもう一つ気を付けたいのが、脂です。
羊肉は脂が少なくヘルシーと言われますが、この脂が曲者。
羊肉は人間がよく食べる家畜肉の中では融点が高く、44℃から55℃もあります。
次に融点が高い牛肉でも40℃から50℃なので、かなり融点が高いのが分かると思います。
融点が高いドロドロの脂は血管壁などに張り付き(プラーク)、血流を邪魔します。放置するとやがて心筋梗塞などの原因にもなるので、過食は控えましょう。

・羊肉はしっかり脂を落として食べる(脂が落ちやすい串料理は、その点でも優秀です)
・ジンギスカン鍋、火鍋など、暖かい料理で頂く。
・食事中には、冷たいドリンクやデザートと併せない(冷たいビールと一緒に食べるのは禁忌とされています)

これらを実践すれば、羊肉の良いところを取り込み、悪い点を最小限化できます。
羊肉用の香辛料などもあるので、無理のない範囲でチャレンジしてはいかがでしょうか。



参考サイト

厚生労働省e-JIM ビタミンE
ウェルパーク 管理栄養士オススメ!体の中からポカポカ冷え対策
ILS L-カルニチン
料理王国 羊を知るシリーズvol.3 知れば知るほど羊肉をもっと美味しく味わえる15のこと

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