2月4日は立春で、暦の上では春です。
実際は寒波が流れやすく、一年でいちばん寒さが厳しい日もありますが、日光が日々力強くなっていることが実感できる時期です。
今の時期から寒暖の差が激しくなり始めます。朝は寒かったから着重ねしたら、昼から汗だくになった、という時期でもあります。
下着が汗で濡れると冷えの原因になり、放置すると体を芯まで冷やしてしまいます。
レッグウォーマーや靴下など、末端は厚着で
いつの季節でも冷えやすいのは末端の部分です。手首や手、足首から下などは特に冷えやすい部位なので、レッグウォーマーや靴下は、当面は冬用のアイテムを履きましょう。
太陽光は強くなる時期ですが、まだ寒波が下りてくる時期なので、保温は必須。特に冷えやすい手足を温めるのは、春先でも有効です。
厚手のレッグウォーマーは、春でも活用したいアイテムです。今の時期なら在庫処分セールで安価になるので、新たに買い足すのもおすすめです。
足指の汗が気になるときは、こまめに靴下を取り換えましょう。
温度差が激しいときは、腹巻はシルクが理想
寒暖差が激しい季節は、特にシルク製の下着がおすすめです。
シルクは程よく保温し、余計な水分を吐き出します。汗が下着に沁み込むことがほとんどないので、いつでもサラサラで温かいのが特徴です。
値段は綿よりも高価ですが、一度着けると元に戻れないと感じるほど快適です。シルク製品は店に置いていないことがあるので、通販で購入するのがおすすめです。
シルクは手触りも良く、洗いすぎてボロボロになっても肌触りは悪くなりますが、効果は続きます。洗うときは手洗いで優しく押さえ洗いをして、タオルに挟んで脱水すると長持ちします。
「貼るカイロ」にはご用心!カイロを剥がすタイミング
貼るカイロを付けている方もいると思いますが、春先の使用は注意が必要です。
貼るカイロは密閉空間だと高温になりやすく、ときどき予想外に熱くなることがあります。我慢できないほど熱くなったら、その場で取りましょう。
冷え対策で貼るカイロを使う事は良いですが、春先になると気温の寒暖差が激しくなり、カイロの熱で汗ばむことがあります。
特に、靴や足の甲に貼るカイロは熱くなりすぎる事があるので、足指に汗が溜まるほど熱く感じたらすぐ剥がしましょう。
一度剥がすと再利用できないのでもったいなく感じるかもしれませんが、汗が溜まったままだとそこから底冷えします。冷え対策を優先したいときは、貼るカイロの使用はオン、オフの使い分けをしましょう。
「重ね着」で温度調整を
昼と夜の寒暖差が激しくなる時期なので、防寒は「重ね着」がベターです。
温かいカシミアのセーター1枚よりも、ウールのセーター1枚+カーディガンなど、簡単に脱げるアイテムで温度調整をしましょう。
寒いときは薄手のマフラーを1枚準備しておくと、とても温かくなります。暑く感じるときはマフラー、カーディガンなど上半身から外すと、比較的管理しやすいです。
面倒だからと放置せず、暑い、寒いと感じたら一枚羽織る、一枚脱ぐ習慣を付けましょう。
この時期に困るのはコートです。ダウンジャケットは保温性に優れ、とても暖かいですが、暑くなりすぎるのが欠点。
気象予想を確認して、昼間に暑くなりそうな日にダウンジャケットは避けたほうが無難です。
運動や、雪かきなど重労働を行うときは
春先は気候が良くなり、屋外でジョギングなど有酸素運動をするには最適なシーズンです。少し冷えた時期のほうが長時間、熱中症の心配もなく動けます。
しかも、肌が日光に当たるとビタミンDが増えます。ビタミンDは妊活に欠かせないビタミンのひとつで、妊娠率を上げ、流産率を下げる効果があるという報告があります。
日光に当たると体内で合成されますが、冬には特に欠乏しやすいため、積極的に日光を浴びるのは妊活にも欠かせません。
肌の一部が当たるだけでもビタミンDは生成されるので、欧州の方のように薄着で肌を露出しなくても問題ありません。
適度に体を動かし、筋肉を付けることで熱量を増やし、冷えを根本から改善することもできます。ぜひ
北国ではひんぱんに雪かきをしないといけないことがあります。
しかし雪かきは重労働で、冬でも終わるころには汗でびっしょりになりがちです。
気を付けたいのは下着の汗濡れ、特に腹巻の濡れです。腹巻は肌に密着しているので脱ぎにくく、濡れたまま放置しがち。
濡れた下着を放置するのは、冷えの原因になります。特に、運動や重労働をする際はできるだけシルク製の腹巻を付けるか、運動後にすぐ脱ぐことをおすすめします。
参考サイト
大塚製薬栄養素カレッジ ビタミンD充足群と未充足群では着床率・妊娠率・出生率、流産率に差が見られ、ビタミンDの状態とARTの治療結果に関連
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